何らかの理由で引っ越しが必要になったときに心配なのが、引っ越し費用です。急な出費が必要になるかもしれないので、なるべく、引っ越し費用は最小限におさえたいですよね。
シングルマザーの引っ越しにかかる費用
シングルマザーが引っ越す際にかかる費用はだいたい以下のようになります。2人暮らしの引っ越し費用の目安です。
距離 | 距離の目安 | 通常期(5月~1月) | 繁忙期(2月~4月) |
---|---|---|---|
~15km未満 | 同市区町村 | 66,176円 | 75,049円 |
~50km未満 | 同都道府県 | 65,345円 | 74.108円 |
~200km未満 | 同一地方 | 73,664円 | 163,300円 |
~500km未満 | 近隣地方 | 130,183円 | 193,386円 |
500km以上 | 遠距離地方 | 171,632円 | 150,222円 |
費用は、引っ越し先までの距離や引っ越しをする時期によっても大きく異なります。とはいえ、まだ子どもが小さく、家具が少ないなど、大人2人よりも荷物が少なくなる場合は、目安より安くなる可能性もありますので、業者に確認すると良いでしょう。
例えば、家具や家電なども含めて荷物が少ない場合は、「単身パック」を利用したほうが安くなります。なぜなら、単身パックの費用は、移動距離が長くても繁忙期でも、10万円以下で済む傾向があります。
初期費用はどのくらいかかる?
1カ月分の賃料に対し、以下のような初期費用もかかりますので、注意しましょう。初期費用とは敷金や礼金、仲介手数料など入居時に発生する諸費用のことです。ただし、費用が発生する項目については、不動産会社によって異なりますので、確認しておくといいでしょう。
内訳 | 費用の目安 |
---|---|
敷金 | 0~2ヵ月分 |
礼金 | 0~2ヵ月 |
仲介手数料 | 0.5~1ヵ月分+消費税 |
前家賃 | 1ヵ月分 |
火災保険料 | 15,000~2万円 |
鍵交換費用 | 1~2万円 |
保証料 | 家賃の30%~1ヵ月分もしくは1~3万円 |
引っ越し費用をおさえることはできる?
引っ越し費用をおさえるためには、業者や引っ越しをする時期選びがポイントになります。場合によっては、値引き交渉も可能なので、提示された金額をそのまま払うのではなく、交渉してみることをおすすめします。
引っ越し費用の目安は、業者によって料金設定が異なりますので、複数の業者から見積もりを取って比較してみることが大切です。
シングルマザーが利用できる制度
シングルマザーが引っ越しの際に受けられる助成制度や支援制度は多数あります。内容や条件はお住いの自治体ごとに異なるため、現住所では対象外でも転居先では利用できる可能性もあります。
引っ越し費用の助成
ひとり親にとって、引っ越しにかかる費用もかなり高額となります。そこで、引越し代金を負担してくれる自治体がありますので、家賃の負担を減らしたいシングルマザーの方は、まずはお住まいの自治体に確認してみると良いでしょう。
住宅助成制度
住宅の助成金も各自治体が独自に行っているものになります。あなたのお住いの自治体でも取り入れているかもしれませんので、お住いの自治体で、住宅手当が受けられるかどうかを窓口で確認してみましょう。
母子父子寡婦福祉資金貸付金制度
条件にあてはまれば、「母子父子寡婦福祉資金貸付金制度」で引っ越し費用を借りることもできます。住宅を移転するために必要な資金の貸し付けをしてくれる制度のことで、上限は26万円までとなっています。
一度にまとまった金額を用意するのが難しい場合は、制度を利用して引っ越し費用の準備ができますよ。また、この母子父子寡婦福祉資金貸付金制度で借りられるのは、引っ越しの資金以外にも生活資金や就学支度資金、医療介護資金など複数の項目があります。
保証会社紹介制度(滞納家賃一時立替制度)
一般的に、賃貸住宅の契約時は保証人が必要となりますが、状況によっては保証人をお願いできる人がいないことも考えられます。そのような時に利用できるのが、「保証会社紹介制度」になります。
「保証会社紹介制度」とは、保証人がいなくて賃貸住宅を借りられない場合に、保証会社を紹介してもらえる制度のことです。
自治体によって制度の有無や内容が異なるため、自治体の窓口で確認してみることをおすすめします。
シングルマザーが引っ越し後にやるべき手続きとは
引っ越し後にしなければいけない手続きがいくつかあります。例えば、児童扶養手当や医療助成制度、就学援助など、制度ごとに変更届が必要になります。
引越し後にやるべき手続き
-
- 児童扶養手当
- 児童育成手当
- 就学援助
- 医療助成制度
- 福祉乗車券手続き
- 上下水道基本料金減免
などです。また、新たに利用できる制度がないかなども役所で確認しておくことも大切です。
シングルマザーが受け取れる手当などを見直しましょう
シングルマザーの数は増加しています
母子家庭(シングルマザー)になった一番多い理由は「離婚」で全体の約80%と言われています。また、母子家庭世帯の平均年収は243万円(平成28年度)です。
育ち盛りの子どもを抱えての生活や教育費にお金がかかる時期なので、経済的に苦しい状況にあるといえるでしょう。
元夫から養育費がもらえてないのも貧困理由です!
シングルマザーの経済的な困窮を招いているとして問題視されているのが、元夫からの養育費の不払いです。
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